マグネット式の布巾掛けを改良

我が家の「布巾掛け」、百均のだからか知らんが、
マグネットで貼り付いても、向きがズレて垂れ下がってくるんですね。
そこで、
この「マグネット式の布巾掛け」を改良しようというのが、今回のお題です。


<完成写真>


<準備>

  • 採寸と計画、それに材料の調達
    • まずは、どこにどうできるかを考えながら、あっちこっちを採寸ですね。
      結果、元々付いている二つの磁石の下に、
      小さめのものならもう一つ入れられそうなスペースがあったので、
      そこに磁石を追加する事にします。
    • ネットで、ネオジウムマグネットの安いやつを探しました。
      サイズも直径10mmと充分入る大きさですし、
      ねじ穴が空いているので固定しやすいでしょう。
    • それと、元々の磁石と追加する磁石の表面には、滑り止めを施します。
  • 材料
    • マグネット式の布巾掛け(施工前の写真撮り忘れ)
      • 百均製の頼りないやつですね。
    • 木工パテ
      • プラスチックに使うので、
        本来ならエポキシ系とかを使うのでしょうけど、
        手持ちが無かったので、これで代用。
    • 木ねじ(ステンレス/皿頭/2.1×10mm)
      • 材質は、錆びるのを嫌ったのと、
        磁石を留めるので磁力の影響がないという理由での選択。
    • ネオジウムマグネット(直径10mm/ねじ穴あり)
      • ねじ穴がある方が、留めやすいでしょう。
    • ビニール手袋など(要らないもので可)
      • これを小さく切って、磁石の表面に貼る事で、滑り止めにします。
    • 両面テープ(幅15mm)
  • 道具
    • 電動ドライバドリル
    • ドリル刃(径10mm/先三角)
      • ネオジウムマグネット」を収める穴を空けるのに使いますが、
        深く掘りすぎるといけないので、
        先端がねじ状になっている通常のものではなく、
        先端がただの三角になっている食い込みの弱いものが良いです。
    • ノギス
      • 準備段階の採寸にも使いましたが、
        作業時に、「ネオジウムマグネット」の厚みと
        穴の深さを見るのにも使います。
    • ピンセット(写真撮り忘れ)
    • アテゴム
      • 研磨紙と共に使います。
      • 平らに削る時に使うものですが、
        端切れの木片などで代用する人もいます。
    • 研磨紙(#400)
      • 持った木工パテが硬化したら、出っ張っている部分を削り取ります。
    • ハケ塗りシールはがし
      • 布巾掛けに元々付いているマグネットを止めているテープが邪魔なので、
        剥がした後の残った糊を除去するのに使います。
    • キッチンペーパーか不織布(写真撮り忘れ)
    • 毛抜き
      • 布巾掛けに元々付いているマグネットを止めているテープを
        剥がすのに使います。
        指や爪でやろうとすると上手くできない事があります。
    • ドライバー(#1)
      • ねじの頭に合うサイズのものを使いましょう。
    • ハサミ(写真撮り忘れ)
      • 普通のハサミです。

<工程>

  1. まず、マグネットを固定している部分が別パーツになっていたので、
    これを外します。(その方が作業がし易い)
  2. ネオジウムマグネット」を入れる空間に、
    木工パテを盛って底上げします。
  3. 乾かないうちに木工パテの表面に、「ネオジウムマグネット」を埋め込みます。
  4. この状態で、乾燥時間三日間放置して様子を見ます。
  5. 案の定、肉瘠せしていて、「ネオジウムマグネット」が当初の位置より奥まってしまっていますので、やり方を変えます。
  6. 取り敢えず、埋まっている「ネオジウムマグネット」を掘り出します。
  7. もう一度、足りない分を木工パテで埋めます。
    • 今度は肉瘠せ分を考慮して多めに盛っておきます。
  8. この状態で、乾燥時間三日間放置して様子を見ます。
  9. 今度は、大体良いようなので、次の工程に進みます。
  10. アテゴムと研磨紙を使って、余分な木工パテを削り落とします。
  11. 布巾掛けに元々付いている磁石は、はめ込み式になっていましたので、
    これを外してしまいます。
  12. 磁石の大きさよりやや大きめに、ゴム手袋を切ってゴム膜を作ります。
  13. 切り出したゴム膜は、滑り粉が付いている可能性があるので、
    水で一旦洗い、よく拭き取ります。
  14. 元々付いていた磁石を巻いているテープを剥がします。
    • この時、角を毛抜きで摘んでやるとやり易いです。
  15. 磁石に残った糊を「ハケ塗りシールはがし」を使って、除去します。
    • 指で触ってもベタつきが無くなるまで拭き取りましょう。
  16. 元々巻いてあったテープのように、両面テープを貼り、剥離紙を剥がします。
  17. 先ほど切り出したゴム膜を、その両面テープで磁石に貼り合わせます。
    • この時、若干引っ張りながら貼ると、シワになりにくいです。
      (引っ張り過ぎるのはNG)
  18. はみ出している余分な部分をハサミで切り取って、丁度良い大きさに整えます。
    • 切り口が少々ガタガタになっていても、気にしなくて構いません。
      どうせ、使用時には見えなくなるのですから。
  19. 二個とも同じ要領で、ゴム膜を貼り整えたら、
    元のパーツにはめ込みます(元に戻します)。
  20. 木工パテを盛った部分に、「ネオジウムマグネット」を入れる穴を空けます。
    • この時、深く掘りすぎないように注意しましょう。
  21. 空けた穴に「ネオジウムマグネット」を押し込んだら、ねじで留めます。
    • 木工パテは硬化しても脆いので、
      そっと優しく締めてやり、締めすぎないように良く注意してください。
    • 今回のものは、サイズ的に「ネオジウムマグネット」が三個並べられました。
  22. ネオジウムマグネット」を留めたら、その上に覆うように
    両面テープを貼り、剥離紙を剥がします。
  23. その部分より大きめにゴム膜を切り出して、貼り合わせます。
  24. ハサミで余分な部分を切り取り、大きさを整えます。
  25. パーツを布巾掛けに戻して完成です。

<完成>

これで磁石の接触面に滑り止めが効き、傾きづらくなりました。
使用時↓


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