先日、「AINEX」の「特殊精密工具 32点セット TL-015」を購入しまして、
(ほとんど衝動買いなのだが)
この、ドライバーハンドルが中空だったものだから、
ビットを取り付けるときに横向きにしないと、スルッと奥に落ち込んでしまい、
使い勝手が悪いのですよ。
そこで、中に「つっかえ棒」を入れる事にしました。
これが今回のお題です。
<完成写真、というか見た目に変わらないので、単なる商品の写真>
<準備>
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材料
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アルミ丸棒(径3mm)
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錆に強い材質が良いでしょう。
アルミは自然に、表面に薄い酸化被膜が形成され、
それが劣化を防ぎます。 -
径4mmでも入ったかもしれませんが、
無難にちょっと細めを選択しました。
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錆に強い材質が良いでしょう。
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アルミ丸棒(径3mm)
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道具
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超極細油性ペン(赤)
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アルミ丸棒に切断位置を印すのに使います。
赤鉛筆だと、書けません。 - 写真に写っているものは、「ゼブラ」の「マッキーケア」です。
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アルミ丸棒に切断位置を印すのに使います。
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パイプカッター
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本来は、丸棒を切るものではなく、
パイプのように中空のものを切る道具ですが、
竹ひごを下駄代わりに噛まして代用します。
その方が、切り口が綺麗に仕上げられるんですよ。
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本来は、丸棒を切るものではなく、
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竹ひご
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適当な長さと太さで構いません。
上記のパイプカッターと共に使います。
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適当な長さと太さで構いません。
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ミニバイス
- アルミ丸棒を切断する際に、固定するのに使います。
- 最近では、百均でも売ってるから驚きです。
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研磨紙(#400)
- アルミ丸棒の切断面を均すのに使います。
- 番手は、お好みで。
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アテゴム
- 上記の研磨紙と共に使います。
- 平らに研磨したいときに使います。
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卓上クリーナー
- 無くても構いませんが、あった方が便利です。
- 細かい切り屑や削りカスなどを掃除するのに使います。
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写真に写っているのは、「ソニック」の「リビガク スージー」です。
- 充電池でも駆動するので気に入っています。
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吸い込む粒子が細かすぎると、フィルター(網目)を通り抜けて
空中に舞い上げてしまうので、使うときには注意が必要です。
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超極細油性ペン(赤)
<作業工程>
- まず、ドライバーハンドルの中空に、奥までアルミ丸棒を差し込んでしまいます。
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ビットを留める「口」のところで、アルミ丸棒に仮の印を付けます。
- アルミ丸棒を、一旦ドライバーハンドルから取り出します。
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アルミ丸棒に付けた仮の印の脇に、ビットを置き
六角部分の1/2〜2/3程度短くなるように、
印を付け直します。こちらが切断線です。
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ミニバイスをテーブルなどに固定したら、アルミ丸棒を固定します。
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パイプカッターの本来の材料を挟む位置に、竹ひごを入れ、
その竹ひごとローラーの上に乗るように、アルミ丸棒を挟み、
ゆっくりとパイプカッターを締め付けていきます。
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急いで締めると、位置がずれたり、竹ひごが落ちたりしますので、
落ち着いてゆっくりと締めて行きます。 -
パイプカッターの「刃」がアルミ丸棒に触れるところまで締めたら、
パイプカッターの方をくるりと一周回してみます。 -
軽く回転するようなら、僅かに締め付けます。
1ミクロンくらいのつもりで丁度良いです。
締めすぎると、回らなくなってしまいますから。 -
少し力を入れても回らないなら、締め付け過ぎです。
僅かに緩めてから、回してみましょう。 -
締め付ける微調整を繰り返しながら、何度も回転させていくと、
ポロリと落ちるように切断が完了します。 -
切断面は、パイプカッターを使うと割と綺麗なのですが、
中心がやや尖っている形状になっていますから、アテゴムを使って研磨します。
- 切断面が平らになったら、軽く面取りもした方が良いでしょう。
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これで、「つっかえ棒」の完成です。
ドライバーハンドルに入れて、ビットを入れてみます。 -
ビットが奥に入りすぎず、外に出っ張り過ぎず、程よい位置で止まれば完成です。
<完成>
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