MacのプロセッサとOSとの関係

2012年12月17日更新

ふと興が乗ったので、 Macのプロセッサと、OSとの因果関係を書き出してみました。 上記と同じ内容が下記のリンクをクリックすると、
新しいウインドウで開き拡大もできます。

これを眺めてみると、
MacのOSは、Lion 10.7以降は、プロセッサに依存していないことがわかります。
昔は、Macに限らず、
OSはプロセッサに大きく依存しているのが普通で、
新しいOSが乗るかどうかは、プロセッサの種類によって分かれるものでした。

恐らく、実際には動くコードなのに、
OS側でフィルタリングを掛けて古いMacを弾いているのでしょう。
古いMacをサポートしろとは言いませんが、
わざわざ動かなくしているのは頂けません。
サポート外でもいいから動いて欲しいものです。

とは言え、
古すぎるMacで最新のOSを動かすのは荷が重すぎて、
殆ど使い物にならないでしょうね。
現実的には実用的な、それぞれのMacの限界域というのは、
そのMacで動く最大バージョンではありません。

むしろ逆に、
新しいOSを無理して動かさなくてもいいから、
古いOSのバグフィックスとセキュリティだけでいいから、
長くサポートして欲しいものです。

古いOSやMacがいつまでも現役で動いていると、
買い替え需要が滞って業績が伸びないと考えているのかもしれませんが
我々日本人の文化から考えれば、良いものは末長く使っていきたいものです。
その為に必要なメンテナンスを怠れば、
すぐに朽ちてしまうのは仕方がない事ですが。

Appleも経営方針を転換して、
古いMacでも長くメンテナンスしてくれる方向であって欲しいです。
ユーザにおいそれと中を弄らせたくないのは分かりますが、
Appleに持ち込めば、
プロセッサやメモリなどのアップグレードができるようにしたり、
コンデンサーなどの消耗品を点検・交換して安定して使えるようにしたり、
中に溜まったホコリを掃除するサービスを展開するとかして欲しいです。

勿論、そのメンテナンス需要を掘り起こす為に、
MacにAI的な自己診断機能を盛り込んで、
多くのユーザから集めたビッグデータを基にして、
そのMacがそろそろどういうメンテナンスをした方が、
トラブルの予防になるかとかを案内するようにすればいいと思います。

例えば、
「新しい機材と作業効率を比べるとこれくらい違いますよ」
「どれくらいの割合のユーザがアップグレードしてますよ」
メモリ不足の時には「メモリを足すともっと快適になりますよ」
「購入時に比べて排熱効率が悪くなっていますから内部の掃除を」
「初期に比べて増設した分、電源容量が乏しくなっています」
「そろそろコンデンサーの耐用年数が過ぎる頃です」
「そろそろストレージの耐用年数が過ぎる頃です」
「そろそろメモリモジュールの耐用年数が過ぎる頃です」
などとメンテナンスを促すようにすればいいと思います。

より良い物を末長く使えるのであれば、
高い買い物でもしてみようかという気になるものですから、
マイナス面ばかりではなく、そもそもの販売促進効果はある筈です。

そして、
古いMacは新しいMacと繋げて分散処理に使えるようにすれば、
Macそのものの価値が大きくなります。

たったの5年やそこらで、危険物扱いされるゴミになるような物に、
高い金は出したくないですね。
Appleには、是非とも、
サポートを早めに切り上げる方向ではなく、
Macの価値を高める方針に向いて欲しいものです。


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