乾燥剤とケース/フィラメントの保管

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3Dプリンターの材料、「フィラメント」は
保管時に気をつけないといけないことがあります。


湿気は劣化の元

ちゃんと説明書を読んでいる人なら、勿論ご存知でしょうけれど、
「フィラメント」は空気中の湿気を吸って徐々に劣化していきます。
劣化が進むと、ボロボロと折れやすくなったり、
ヘッドづまりの原因になったりするそうです。
と、言っても、1日や2日で目に見えるほど劣化するわけもなく、
最初は気を使っていても、そのうち面倒になり、
保存状態を疎かにしてしまっている人もいるかもしれません。
きちんと、チャック付きの袋か、密閉容器に乾燥剤と共に入れておきましょう。


同梱の乾燥剤は頼りない

おそらく、工場出荷してユーザの手に渡るまでしか想定していないのでしょう。
「フィラメント」に同梱されている乾燥剤は、小さくて頼りないです。
しかも、色付きの粒が見えるタイプではないので、
まだ使えるのか、交換した方がいいのか判断できません。
なので、最初に開封したら、もっと良い乾燥剤を入れましょう。

ものとしては、使用残量が目で確かめられるものがベストです。
また、ちょっと大きめくらいのものを使うようにして、
「フィラメント」を使い切っても、その乾燥剤の残量がまだあるようなら、
次の「フィラメント」にも使い回せば良いですし、
途中で、残量がなくなってきたら、乾燥剤を交換すれば良いのです。

オススメの乾燥剤

お勧めとしては、
「すきま用 吸いとり棒 つめ替え用」と
「隅っこ用 炭名人 詰め替え用」の2つがあがります。
どちらも「株式会社 小久保工業所」の製品です。
これらの、純正ケースは邪魔なだけなので、「詰め替え用」を使います。


これらがお勧めな理由は大きさが手頃なのと、
湿気を吸い取るとゼリー状に固化するタイプだからです。
液体が溜まるタイプだと、うっかり穴が空いてしまえば
漏れて水浸しになってしまいますからね。

専用ケースを作る

しかし、ゼリー状に固化するタイプだとしても、
袋の中でフィラメントと密着しているのは気持ちの良いものではありません。
できれば、間に隙間が空いて欲しいものです。

そこで、折角3Dプリンターがあるのですから、それを使って専用のケースを作りましょう。
私が設計した3Dデータをここに公開しますので使ってください。

“フィラメントリールの除湿剤ケースv.2” をダウンロード filamentreel-dehumidificationcase-v2.stl – 25 回のダウンロード – 508 KB

※再配布は禁止とさせて頂きます。
配布したければ、自分でイチから作りましょう。
3Dデータのままでも、プリントしたものでも再配布は許可しません。

この3Dデータは「ドネーション・ソフト」に該当します。
ユーザ登録などの煩わしいものはありません。 無償でも使えますが、寄付を募っています。
寄付の方法は、「YggDore」を利用してますので、そちらにやり方が記載されています。
このページのURLを入力することで、宛先が筆者の私になります。
金額は決めていません。あなたが決めて下さい。

プリントするときは、
「サポート」をオンにしてください。そうしないと形が崩れます。
素材はPETGクリアを使ってみましたが、思いの外、透き通らないので
何でもいいと思います。
その他の設定は、お好みかデフォルトで。

この除湿剤ケースは、
XYZプリンティング製のフィラメント・リールに合うように設計していますが、
他のメーカーのものにもある程度流用はできると思います。
他メーカーは、1Kg巻きのものが一般的なようですが、
XYZプリンティング製のものは、600g巻きになるので、
この除湿剤ケースが大きすぎて使えないということは無いと思います。
ケースと言っても、箱型に全面が閉じている必要はないので、筒状になっています。
ケースのカーブが、リールに巻かれた「フィラメント」にフィットするようになっていて、
適度に隙間を作れます。
このケースは、袋の破れを避けるため、当たる角を無くした形状になっています。

【使い方】

  1. 出力したケースからサポートを取り除き、
    「トゲ」がある部分はサンドペーパーなどで削り慣らします。
    3Dプリンターを使う上で、サンドペーパーなどは、よく使うことになりますから、
    無ければ購入してください。
    ただ、急場しのぎ的には、爪切りのヤスリでも代用できます。
  2. ケースの中に乾燥剤を入れます。
    向きとしては、呼吸する紙側の面を
    上側か、内側(フィラメント側)にした方がいいでしょう。
  3. そのまま、チャック付き袋の底に入れます。
  4. 「フィラメント」が巻かれたリールを入れます。
  5. なるべく中の空気を少なくするようにして、口のチャックを閉じます。
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