リングライト用のスマホマウンタ・フレーム

先日、撮影機器の「リングライト」を購入したのですけれど、
構造的欠陥があったので、それを補うオプションパーツを作ってみました。販売もします。


装着した状態

※リングライト本体は付属しません。スマホも付属しません。
非純正オプションの「フレーム」のみの販売になります。


3Dプリンターで制作

※3Dデータはダウンロードできません。

「FreeCAD」Mac版で3Dデータを作成し、
XYZプリンティング」の3Dプリンター「ダヴィンチ nano ホワイト」で出力しました。
内側は補強してあります。
こちら↓が外側。


装着手順

  1. まず、リングライト本体に付属のスマホマウンタのネジ部分を外します。
    外した状態。
  2. フレームの内側から、大きい方の穴にスマホマウンタのネジ部分を入れます。
    この時、スマホマウンタの伸びる方を上にしておいた方が、使いやすいと思います。
    外側から見た状態。
  3. そして、先程外した部品を取り付けます。
    この時、しっかりと締めた方がいいのですが、
    あまり強く締めすぎると壊れてしまいますので、ほどほどに加減してください。
  4. このフレームの小さい穴がある凸部を、
    リングライト本体のネジ穴部分の凹部分に差し込みます。
    タイトな寸法にしてありますので、若干きついかもしれません。
    向きはフレームの内側がリングライト本体の裏側を向くようにします。
  5. リングライト本体に同梱のスマホマウンタのロッドをねじ込みます。
  6. しっかりと締め込んだら、スマホマウンタと反対側に大きく曲げます。
    これで準備はできました。
  7. スマホマウンタにスマホをセットします。
    スマホのカメラレンズがリングライト本体の表側を向くようにします。
    表側から見るとこんな感じ。

これで完成です。
スマホがいいいい具合にセットできました。


構造的欠陥

先日、購入した「リングライト」は、
組み立ててみるとすぐに『構造的欠陥』があることが分かりました。
スマホマウンタの向きがおかしいのです。
ロッドを真っ直ぐにした状態だと、スマホをセットしても真上か真下を向いてしまうのです。
なので、ロッドを大きく曲げて、90度向きを変えてやらないといけません。
しかしそれでは、リングライトの前面に大きく張り出してしまい、
折角のリングライトなのに影ができてしまいます。
逆に後方にロッドを曲げると、カメラの画角にリングライトが写り込んでしまいます。
しかも、スマホのカメラレンズは、スマホの真ん中ではなく、端の方に付いているため、
真ん中に持ってこようとすると、ロッドが固くて正面を向けられず斜めになってしまいます。

つまり、丁度良い位置と向きにできないのです。
本来であれば、ロッドの先がL字になっているか、
スマホマウンタの凹みが下に付いていないといけないのです。
しかし、それでもこの寸法では、
スマホのカメラレンズが真ん中には来ないで、上に行き過ぎてしまいます。
その場合、ロッドはもっと短くないといけません。
完全に構造的欠陥です。
これを作った人も売っている人も、この製品自体を使ってみたことがないのでしょうね。

返品しようかとも思ったのですが、
リングライトは必要なので、別のものを購入し直さなくてはなりません。
同じような安い製品は、同じような欠陥品かもしれないので、
今度はよく調べないといけませんし、そもそも欠陥品だから安かったのかもしれません。
つまり、手間暇は大きくかかって、結局はそこそこいい値段のものになる可能性があるわけです。
値段が高くなるなら、調べるなんて面倒なことはしたくありません。
なので、3Dプリンタでパーツを作ってしまおう。と考えたわけです。
「Do It Yourself !」の精神ですね。


購入方法

そこで、上手くできたので、この非純正パーツを量産して販売します。
下記のネットショップでお求めください。

ご注意!!

この非純正パーツは、リンク先の「リングライト」に合わた寸法で作っています。
寸法が合えば、他の類似製品にも流用できると思いますけれど、使えるという保証はできません。
他の類似製品に使えなくても、その場合の返品は受け付けられませんのでご注意ください。

寸法



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