諦めるな!そんなあなたでもカードが作れる

まあ、なんだな。私はブラックだった事もあるし破産もしました。
今では年齢も若くないです。
そんな人でもクレジットカードやローンカードが作れるんですね〜


私の場合

学生でもカード作れた

私が最初にカードを作ったのは、ん十年前の19歳の頃でした。
作ったカードは、「マルイ」のクレジットカード(現:エポスカード)です。
まあ今どき、20歳前とか学生でも作れるカードはいくつもありますが、
当時はまだ少なくて「マルイ」はその草分け的存在だったんですね。
その後、20歳になり学生の身分でしたが、キャッシングもできるようになりました。
ショッピングでも使っていましたが、キャッシングも使うようになり、
私の借金ライフが始まってしまいます。
まあでも、カード作る前から借金グセは有りましたけれど。(^_^;)ゞ

多重債務なのにカードまだ作れた

そして、年月とともにいくつもカードを作り、
消費者金融のカードも作り、借金はどんどん増えていきました。
もちろん、返済する意思はありましたので、増減を繰り返しながらですけれど。
当時は知らなかったと言うか、ダメ元で次々カード作っていました。
そうなんですね。沢山カード持っててもまだ作れるカードがいくつかあったんです。

そうこうしているうちに、税金や国民年金の滞納も含めると合計300万円くらいの額になってしまい、
「流石にこれはまずいだろ」と思い、返済に力を入れ合計100万円くらいまでに減らしたんですね。

そうしたら今度は、「慌てなくても完済できる」と思ってしまい気が緩んで、
また借金生活に戻りました。
そして、もう一度合計300万円を超えたんですね。
その辺りで、新規カードが作れなくなり、毎月の支払いが滞り、
滞納先からは「もうブラックですよ」とまで言われて「やばいな」と危機感を感じ、
また返済に力を入れたんですけれど、以前の感覚も残っていたので、
完済しきらずに合計200万円くらいになったあたりで、気が緩み、またカードを作り始めます。
後で知ったんですけれど、多重債務でも新規カードを作る「コツ」があったんですね。
この当時は、それを知らずに新規カードを作っていました。

過払い金の還付を受ける

まあそんなかんなで借金生活は20年近くなっていたと思います。
ふと気づくと、税金や国民年金の滞納分も含めて合計500万円を突破していました。
完全に自転車操業状態に陥っており、
毎月の利息は、毎月の生活費を超え、月収の平均額に迫っていました。
そんな折り、世間様は不景気に突入していて、仕事が減って稼げなくなっていったのです。
当然のように、各社への返済という名の利息の支払いは滞り、
軒並み滞納するようになってしまいました。
なんとかお願いして、支払いを遅らせてもらい、やっとのことで回していました。
いや、回しきれていなかったんですね。
収入が大きく落ち込んでいたので、当然な事です。
景気が悪かったせいで、日雇いも競争率が高くなり、ろくに働けない状態になってしまいました。
そしてとうとう、「もう待てません」と言われたのが「アメックス」です。
元々、「アメックス」は分割払いではなく、一括払いしかできません。
それに、何度も滞納をしたので、何度か使用停止にもなりました。
そして、本来の支払日の約1ヶ月後に払いますと言っても「待てない」と言われ
弁護士経由の督促状が来ました。
仕事は少ない、軒並み1ヶ月程度遅れていたところにそれです。
「ああ、もう無理だ」と私は自分で完済するのを諦め、弁護士に相談することになりました。
その相談料は5千円でしたけれど、それを都合する事がなかなかできませんでした。
そして、当時世間では知られ初めていた「過払い金の請求」に踏み切ったんです。

嘘のように生活が楽になる

それまで、ろくに食事もできないくらいまで追い詰められていましたが、
弁護士に依頼すると、滞納しているものも全部、一時停止になるんですね。
それで払う必要のあるものは、家賃と税金と国民保険です。
税金と国民保険は分割にしてもらい、毎月の負担を減らしていたので、
その当時の収入でも、生活が楽になりお金にも僅かですが余裕ができました。
そして、1年近くかかって過払い金の還付を受け、
弁護士費用を差し引いても80万円くらいのお金が手元に入りました。
もちろん、全ての借金はゼロになってます。
その上での80万円ですから、かなり大きな印象がありましたね。
まるで、それまで貯金してきたお金のような気さえしていました。

そしてまたカードを作る

過払い金の還付を受けてから5年くらいはもう、どこも貸してくれないと言われていました。
この頃は、デビットカードをクレジットカード代わりに使っていました。
しかし、3年を過ぎた辺りで生活が苦しくなって、
ダメ元で申し込んでみたカードが審査に通ったんですね。
そしてそこからまた、借金生活が始まってしまうのでした。
今度は、ある程度コツを掴んでいたので、審査に通りやすいカードを狙って作っていました。
そしてたまたま、作れたカードの返済が遅れないように注意していましたから、
それがその後の信用を育てることにもなっていたんですね。

金に困っていると貸してくれない

以前、過払い金の還付を受けるために弁護士に相談する前は、
いくつものカードを申し込んで断られていました。
お金に困っている人には、貸金や金融会社というものは貸し渋るんですね。
余裕のある人ほど審査に通りやすいという、この矛盾。
しかし、貸金や金融会社は商売でやっているので、向こうの立場で考えれば当然です。
顧客が困っているからといって助けてはくれないのですよ。

それはもう分かっていましたから、借金生活と言っても
困る前に新規カードを作って、借りれる枠を常に残した状態にしていました。
なので、充分回していられたのです。

うつ病になって仕事ができなくなる

しかし、その数年後、うつ病になって仕事ができなくなりました。
会社からは解雇を宣告され、残っていた枠でなんとかやりくりするも、
病状は良くならず、最終的には破産宣告する事となります。
免責を許可してもらい、全ての借金がなくなると同時に、「破産者」という記録が残ってしまいます。

さて、通常は破産免責となると、5年〜7年ほどはどこも貸してくれなくなります。
しかし、破産免責が分かると、逆に「貸します」と言ってくる者がいるのです。
そういう者は、正規の貸金会社ではない事が多く、違法な貸金をやっているらしいのです。
そういう違法なところから借りてしまうと利息は法外ですし、
例え完済したとしても、何をされるか分かったものではありません。
借りてはいけない相手です。

破産者でも5年経てば

そして私は、その5年の間にいくらかの知識を身に着け、三度、借金生活に入るのでした。
と言っても、いざという時のために、
今時はお金に困る前に何枚か作っておいて使い切らずに寝かしておこうと心に決めるのでした。

5年を念の為2週間ほど過ぎるまで待ち構え、カードを手に入れるべく動き出します。
ここで気をつけたいのは、(簡易)裁判をした日ではなく、
その後の「免責」を受けた日から5年という事です。
これを間違えて、カード作成の申し込みをしてしまうと無駄に記録だけが残ってしまいます。

私は、消費者金融系のカードを多く潰しましたので、今度は消費者金融系を避けました。
まず最初に選んだのは、三越伊勢丹の「エムアイカード」です。
理由は、デパート系のカードは唯一、伊勢丹の旧「アイカード」しか作っていませんでしたし、
「アイカード」は潰さずに完済していたのです。
この作成の時、キャッシング部分については「無し」を選択しました。
キャッシングを申請すると、「お金に困っている」とみなされる可能性があるからです。

そして、見事に三越伊勢丹の「エムアイカード」を手に入れます。
生活の殆どのショッピングに使って、しっかりと返済し、信用を育てます。

半年間で1枚しか作らない

クレジットカードやローンカードの作成を申し込むと、審査の可否に関わらず、信用情報に載ります。
そして、半年間は消えません。
この間に、またカード作成の申込みをしてしまうと
「お金に困っている」とみなされる可能性があるのです。
なので、私は半年間と念の為、2週間ほどを空けてから2枚目の申込みに踏み切ります。

ここで選んだのは「au PAYカード」です。
携帯電話は、ずっとauを使って来ました。
過払い金の還付のときは勿論の事、破産免責の時も解約せずずっと使い続けています。
そして、料金を支払い続けてきました。
勿論、この5年半、一度も滞納させていません。
それと、旧「au WALLETカード」はクレジットカードとかではなく、
電子マネーのカードですが、それも使っていました。
つまり、auグループとの取引記録が「au PAYカード」の審査に影響する事を考えていました。
僅かでも有利に働けば良しですが、不利にならないように気をつけていたのです。

目論見は成功。「au PAYカード」は申請してないのにキャッシング10万円の枠まで付いて来ました。
ただし、このキャッシングは、分割やリボができず、一括返済オンリーです。
それでも、確実に信用が育っているのだと感じました。

なお、「au PAYカード」作成申し込みをした時は、新規申込者向けのキャンペーンをやっていました。
ポイントプレゼントなどのキャンペーンをやっているカードは、
比較的、審査が甘くなっているという噂もありますから、それも影響したのかもしれません。

銀行系カードは別腹

現在では、「総量規制」というものがあります。
これは、年収の1/3までしか総量で貸さないという法律です。
例えば、年収300万円の人は、例え何社から借り入れたとしても、
その合計が100万円までしか貸さないという事です。

しかし、この「総量規制」、銀行系カードは含まれないと言うのです。
勿論、銀行は銀行の法律がありますが。

貸金会社のカードを多く潰している私は、3枚目のカードに「三井住友カード」を選びました。
銀行系のカードは1枚潰しているのですが、
私の場合は、貸金会社や、普通のクレジットカードより有利なのではないかと考えたのです。
そしてまた、この「三井住友カード」は当時、新規申込者向けのキャンペーンをやっていましたので、
これはチャンスだと考えたわけです。

そして目論見通り、3枚目のカード「三井住友カード」を獲得します。
最初の枠は、ショッピング30万円、キャッシング30万円で、総額50万円というものでした。
見事、リボ払いができるキャッシング付きのカードを得たのです。
そして、しばらく使っていたら、向こうから増枠をしてくれました。
ショッピングは40万円に、総額は80万円に。
キャッシングは変わらず30万円でしたが、収入証明を送ってくれたら増額しますと言って来ました。
信用が育っているという証拠です。

キャンペーンを狙う

3枚のカードを得て、半年と2週間ほど過ぎるのを待ち、次なるカードを得ようと品定めをします。
今度は、新規申込者向けのキャンペーンをしているカードを狙いました。
キャンペーンをしているカードは審査が甘くなっているという噂があるからです。
そして、「イオンカード」に申し込みます。
イオンは大型商業施設も展開していますが、元々はスーパーマーケット系です。
スーパーマーケットもデパートもまとめて「流通系」とも呼ばれますが、
デパート系の「エムアイカード」で信用も育っているはずだと考え、
ここで「イオンカード」を選択しました。

「イオンカード」は比較的審査が厳しい印象で、かつて一度申し込んで落ちた事がありました。
しかし、所有カード枚数が少ない今のうち、キャンペーンをやっている今のうち、
という気も働いて「イオンカード」を選択したのです。

そして見事にGet!したのです。
これはかなり嬉しかったですね。
確実に信用が育っているという手応えを感じました。

交通系カードに挑戦

4枚のカードを得て、キャッシング可能枠の合計は90万円になりました。
この時の私は非課税世帯であり、収入はひどく少なかったので、
この辺りが限界かもしれないとも思いましたが、未だPASMOやSuicaを持っていなかったので、
交通系カードを1枚欲しいと思っていました。
(オートチャージできるカードが交通系カードしかない)

ここも忘れず、前回から半年と2週間ほど過ぎるのを待ち、
「京急プレミアムポイントカード」を申し込みます。
交通系カードは、比較的審査は緩いが、限度額が低いという噂がありました。
実際、私が得たカードの枠は、ショッピング30万円、キャッシング5万円と低めです。
ですが、これで5枚のカードを得たのです。
破産免責していても、ここまで計画的にやれば、クレジットカードは何枚も作れるという事です。

次なるカードは・・・

そして、6枚目はどのカードを狙うか思案中です。



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