塗装に関する小技

塗装に関する小技

ここでは、DIYやハンドメイドなどの時に発生する『塗装』に焦点を絞って
小技を掲載したいと思います。

塗装の方向

  • 木材に塗装するときは、「木目」の方向に沿って塗る。
    すると、塗りムラが目立たなくなる。

塗装の順番

塗装しやすい順番や並べ方というものがあります。
それを疎かにすると、失敗を誘発しやすくなります。

  • 細かいところや、塗りづらい箇所を先にやる。塗りやすいところは後にする。
  • 広い面を塗装するときは、「木目」を横にして、奥側から手前に向かう順番で塗っていく。
  • 複数の部品を一度に塗装する場合は、奥に置くものから手前に向かう順番にやる。
    そうすれば、うっかり手が触ってしまったり、しずくが垂れて掛かってしまっても
    被害が大きくならない。
  • 複数の部品を一度に塗装する場合は、背が高いものを奥に置く。
    奥の背が低いと、手前の部品に手が当たりやすくなるし、手に取りづらくなる。
  • 複数の部品を一度に塗装する場合は、
    掴みやすい大きな部品は奥に置き、掴みづらい小さな部品は手前に置く。

側面の塗装

板状の材料の側面を塗るには、ひと工夫が必要です。
塗装面は水平にしないと、塗料が偏ってしまい、仕上がりが悪くなります。
そこで、材料を立てればよいのですが、単純にはそれがなかなか上手くできないものです。
方法は以下のようなものが考えられます。

  • コンクリートブロックのような重くて安定感のあるもので材料を挟む。
  • コンクリートブロックの代わりに、ペットボトルに水をいれたものを重しに使う。
  • 段ボール箱などを切って溝を作る。
  • ボードスタンド』を使う

側面にできる液だれ

塗装をしていると、時折液垂れを起こすことがあります。
これをそのまま気にせず放置するという考え方もありますけれど、
これは取り除いて、仕上がりを綺麗にする方法があります。

  • ※水性塗料で、乾くと薄め液(水)に溶けないものに限ります。
    水を含ませた刷毛などで液垂れを拭き取る。
    この時、刷毛の向きは上下逆さまにしてやらないと、
    塗装したばかりのところを荒らしてしまうので注意。

穴にできる液だれ

塗装の前に、部品やネジを通す穴を空けておくことがありますが、そこは液垂れしやすいのです。

  • 裏側に「木部塗装用マスキングテープ」などで穴を塞いでおく。
    すると、穴の中だけで止まって固まるので、裏面が汚くならない。
    穴の中で固まったものは、ドリルや彫刻刀などで除去すればよい。

小口(切り口の面)

小口(切り口の面)は、上手く研磨できません。それでもなんとか研磨しても、
水分を吸収しやすいので、塗料が乾いても綺麗に平らになってくれません。



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