TV放送の録画専用機にしているパソコンの
電源ランプが切れたのですよ。起動はするけど点かない。
そこで、「AINEX」の「ケ-ス用丸型LED5φ LED-05MS」に交換してみたのですが、
暗いのですよ。元々付いていたLEDより。
でもしばらくは、そのまま使っていて、
高輝度タイプの緑色LEDがないか探していたんですね。
結局、コードと端子付きのパソコン向けの緑色LEDが、
どうやら何処にも売っていないようだという結論に達したのですよ。
ならば。という事で「Do It Yourself !」と言わんばかりに、
自作に挑戦する事にしました。
それが今回のネタです。
<完成写真>
<準備>
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材料
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高輝度LED(緑色/5mm砲丸型)
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コード付きのものが見当たらないので、
基盤に半田付けする形の足付きのものを購入しました。 - サイズと形状は、元のLEDと合わせます。
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「uxcell」の「発光ダイオード ライト 高輝度 2ピン グリーンLED 50個入り 」です。
恐らく中国製ですね、国際便で届きました。
品質に問題は見つかりませんでした。
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コード付きのものが見当たらないので、
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点かなくなった元々入っていたLED
- これのLED部分を切り落とし、コードと端子をそのまま流用します。
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熱収縮チューブ
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加熱すると収縮するチューブです。
これで、繋ぎ目を養生します。 -
最初に購入したものが、記載のサイズが
実際に送られてきたものと違ったため、使い物になりませんでした。
その為、「FC-工場」の「熱収縮チューブ 328ピースセット 絶縁チューブ 防水 高難燃性 チューブ シュリンクチューブ 5色 8サイズ 電子修理、断熱作業、技術者やアマチュアの修理に最適なセットです」を購入しました。
(中華は、商品名にキーワードを羅列する傾向があるんですよねー)
幾つものサイズがセットになったものなので、
これなら使えるものが混じっているだろうと考えたわけです。
実際に、セット中の一番小さいサイズが使えました。 -
中国製のようで、国際便で送られてきましたが、
品質に問題はないようです。
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加熱すると収縮するチューブです。
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半田
- LEDの足にコードを接着するのに使います。
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高輝度LED(緑色/5mm砲丸型)
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道具
- 半田ごて
- 半田ごてスタンド
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ハンダ吸取線
- 余分な半田を取り除くのに使います。
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バネクランプ(小)
- 半田付けする際に、作業しやすく材料を固定するのに使います。
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洗濯ピンチ(中くらい)
- 半田付けする際に、作業しやすく材料を固定するのに使います。
- ニッパー
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ライター
- コードの被覆を剥くのに使います。
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LEDテスター
- 作業前に、LEDが不良品でない事を確かめます。
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ドライヤー
- 熱収縮チューブを熱する、ヒートガン代わりにします。
- 髪の毛を乾かす普通のやつです。1,000Wあれば使えます。
<工程>
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まず、元のLEDからコードをニッパーで切り離します。
- コードの先端2cmくらいの長さをライターの火で炙り、焼き溶かします。
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焼き溶かした部分を指で摘んで引っ張ってやると、簡単に被覆が剥けます。
- 火傷しないように気を付けてください。
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剥いた導線は、細いものが何本か束になっていますので、
指で捻って1本に纏めてやります。 -
熱収縮チューブをコードに通しておきます。
- 接着する前に通しておかないといけません。
- 今回は、熱収縮チューブが長かったので、半分に切って使いました。
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新しいLEDの足が長いので、切って短くします。
- 短くしすぎると、半田付けし辛いので、上手く加減しましょう。
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二本ある内の若干長い方がプラス側ですから、
短く切る時には、同じ長さにしてしまわないように注意しましょう。
どちらがプラス側か判らなくなってしまいますから。
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バネクランプで、足を短くしたLEDを摘んで、
そのままバネクランプを洗濯ピンチで摘んでやり、
高さと向きを作業しやすいように上手く固定します。
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まず先に、足を短くしたLEDの片方の
足自体に半田をちょこっとだけ溶かして付けてやります。
- コードは後から接着します。
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半田を乗せたLEDの足にコードの剥いた導線を接着します。
-
プラス側と、マイナス側を間違えないように注意して下さい。
一般的には、LEDのコードは白がマイナスで、色付きがプラスです。
LEDの足は、長い方がプラスです。
つまり、LEDの足が長い方に色付きのコードを接着します。 -
この時、先と同じように、
導線だけに半田をちょこっとだけ溶かして付けてやると、後が楽です。 - 両方に半田が乗っているので、それを合わせて溶かしてくっつけます。
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プラス側と、マイナス側を間違えないように注意して下さい。
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ハンダ吸取線で余分な半田を溶かして吸い取ってやります。
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半田が多すぎると、玉になって太くなる分、
熱収縮チューブが通らなくなってしまいますので、ここで調整します。 -
吸い取り過ぎると、簡単に剥がれてしまいますので、
取り過ぎも禁物です。 -
半田が冷え固まったら、指で軽く引っ張って剥がれてしまわない程度に
接着されている事を確認します。
強く引っ張る必要はありません。
この後の、熱収縮チューブである程度の圧力が掛かるので、
より剥がれづらくなります。
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半田が多すぎると、玉になって太くなる分、
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予め通してあった熱収縮チューブを、
半田付けした導線とLEDの足に被さるように移動させます。
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熱収縮チューブをドライヤーで熱して収縮させます。
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最大収縮温度110℃なので、かなり強めに熱してやらないといけませんので、
手で直接材料を持っていると火傷の危険があります。 -
耐熱性のあるテーブルなどの上に材料を置き、
ドライヤーをかなり密着した近距離で熱してやらないと
上手く収縮しません。 -
最大収縮温度110℃という事は、
熱収縮チューブがその温度に上昇しなくてはならないわけですから、
ドライヤーから出ている熱風はそれ以上である必要があるわけです。
その為、ドライヤーの電熱線に近接させないといけません。 - LEDは加熱しすぎると壊れてしまいますので、手早く加減して下さい。
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最大収縮温度110℃なので、かなり強めに熱してやらないといけませんので、
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同様に、LEDのもう片方の足もコードを接着します。
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出来上がったら、LEDテスターでちゃんと点灯するか確認しましょう。
- 今回使ったLEDテスターは、メス型です。
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元々パソコンに付いていたLEDのコードもメスですから、
作業で切り落としたLEDの足の切れ端や、銅線などを刺して
オスの形にしてやりましょう。
- あとは、パソコンに組み付ければ完成です。
<完成>
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