安全保護ゴーグルに電動ファンを

「安全保護ゴーグル」の「防曇タイプ」を購入したのですよ。
ところが、汗っかきの私が夏場に使うと、曇るのですよ。
安物だからかもしれませんが。
高価なものに買い換えても、曇らない保証はないし。
そこで、小型の電動ファンを取り付けて、
「安全保護ゴーグル」の中の湿気を強制的に排出できないかと考えたわけですね。
それが今回のお題になります。


<完成写真>


<準備>

  • 材料
    • 安全保護ゴーグル
      • モノタロウ・ブランドの安いものを使用しました。
    • 電動ファン(20mm角)
      • Amazonで安いものを見つけました。
    • 電池ボックス
      • Amazonで安いものを見つけました。
    • スイッチ
      • Amazonで安いものを見つけました。
    • ポリプロピレンのシート(厚み0.2mm)
      • クリアホルダーを切って流用します。
    • ねじ(超低頭/ステンレス/径3×長5mm)
      • 材質は錆びるのを嫌ってステンレスを選択。
    • 袋ナット(ステンレス/3mm)
      • 袋じゃなくてもいいのですが、手元にあったものを消費しました。
      • 材質は錆びるのを嫌ってステンレスを選択。
    • ねじ(バインド頭/ステンレス/径2×長14mm)
      • バインド頭じゃなくてもいいのですが、このサイズのものを探したら、
        安いものがたまたまバインド頭でした。
      • 材質は錆びるのを嫌ってステンレスを選択。
    • ねじ(ナベ頭/ステンレス/径2×長6mm)
      • 材質は錆びるのを嫌ってステンレスを選択。
    • ナット(ステンレス/2mm)
      • 材質は錆びるのを嫌ってステンレスを選択。
    • ワッシャー(内径2mm)
    • 熱収縮チューブ(2mm)
      • Amazonで売っていたセットものの中から一番細いものを選択。
    • 半田
      • 各リード線を繋ぐために使います。
  • 道具
    • 半田ゴテ
    • ニッパー
    • ライター
      • 各リード線の被覆を剥くのに使用します。
    • カッターマット
      • 「カッティングマット」とも呼びます。
      • 他のもので代用すると、
        綺麗に切れなかったり怪我をしたり失敗し易くなりますので、
        専用のものを使った方がいいです。
    • カッター
      • 普通のカッターです。
        グリップが太くて握りやすいものがいいでしょう。
        私は、百均製の「ガワ」に
        「オルファ」の「特専黒刃」を入れて使っています。
      • ポプロピレンのシートを切るのに使います。
    • 千枚通し
      • ポプロピレンのシートに折り目を付けるのに使います。
    • 油性ペン(超極細/赤)
      • ねじ穴を空ける位置を印すのに使います。
    • ミニルーター
      • ドリル刃と共に使用します。
    • ドリル刃(3.5mm)
    • ドリル刃(2.5mm)
    • マスキングテープ
      • リード線のたるみを仮止めするのに使います。
    • ドライヤー

<工程>

  1. 電池ボックスの黒のリード線と電動ファン(20mm角)の黒のリード線を繋ぎます。
    1. 予め、熱収縮チューブをリード線に通しておきます。
      • そうしないと後からは通せません。
    2. 半田ゴテを使って、半田付けして繋ぎます。
      • この時、半田を付けすぎると熱収縮チューブが通らなくなるため、注意が必要です。
    3. 繋いだリード線の被覆が無い部分を覆うように熱収縮チューブを移動させます。
    4. ヒートガン代わりのドライヤーで熱します。
      • この時、ドライヤーから話すと熱風の温度は低いので、
        送風口にかなり近づけないと上手くいきません。
  2. 電池ボックスの赤のリード線をスイッチに繋ぎます。
    • 半田付けします。
    • この時、被覆の無い部分が長くなると
      ショートの原因になりますから、注意が必要です。
  3. 電動ファン(20mm角)の赤のリード線をスイッチに繋ぎます。
    • 半田付けします。
    • この時、被覆の無い部分が長くなると
      ショートの原因になりますから、注意が必要です。
  4. 実際に電池を入れて動作確認します。
    • 回路が正しく繋がれていないと、動作しません。
  5. スイッチを覆うように、ポリプロピレンのシートを切ります。
    • この時、電池ボックスの下に挟み込む部分を作っておきます。
    • スイッチを留める穴を開けておきます。
    • スイッチを通す穴も空けておきます。
    • 千枚通しなどの先端が尖ったもので、
      切り出したポリプロピレンのシートに折り目を付けておきます。
  6. スイッチを取り付けます。
    • 先の工程で用意したポリプロピレンのシートに、ねじでスイッチを留めます。
  7. 電池ボックスを取り付けます。
    1. 本体側に、電池ボックスを合わせてネジ穴を空ける位置を印します。
    2. 電池ボックスは一旦どけて、ねじ穴を空けます。
      • 電池ボックスの穴に合わせて、径3.5mmのドリル刃を使います。
    3. 電池ボックスをねじで留めます。
      • この時、先の工程でスイッチを留めたポリプロピレンのシートを
        挟み込み一緒に留めます。
  8. 安全保護ゴーグルの通風口の部品を一箇所外します。
    • たまたま、今回使った安全保護ゴーグルの通風口は、
      本体に挟まっているだけの構造でしたので、
      指で強引に押し出してやれば、簡単に外れました。
  9. 外した穴に電動ファンを取り付けます。
    1. 本体側に、電動ファンを合わせてネジ穴を空ける位置を印します。
    2. 電動ファンは一旦どけて、ねじ穴を空けます。
      • 電動ファンの穴より若干大きい、径2.5mmのドリル刃を使います。
      • 若干大きい穴を空ける理由は、その「遊び」がないと、
        僅かな位置の「ずれ」で取り付けられなくなるからです。
    3. 電動ファンをねじで留めます。
  10. たるんだリード線を留めます。
    • 取り敢えず、マスキングテープで仮止めしました。
    • 綺麗に仕上げる方法を思いついたら、あとでやり直します。
  11. これで一応完成なので、顔に装着してみて確認します。
    • 電池を入れた状態で、その重みで傾かなければ成功です。

<完成>



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