100円ショップで売っているこの「トレーディングカードケース」、
小物入れに丁度いいので、いくつも買って使っています。
私は、百均のキャンドウで購入したのですが、他の百均でも売っている事があります。
調べてみると、ネットでも売っているところがあるようです。
その内のひとつの利用方法で、名刺入れ代わりにも使っています。
遊び半分で、何種類かの名刺を作っているので、
間に挟む「セパレーター」が欲しかったのですが、
良さげなものが売っていないようなので、
ここはいつもの「Do It Yourself!」精神で作ってしまおう。というのが、
今回のお題目です。
___【目次】___
完成写真
準備
材料
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材料は、ポリプロピレン等の「シート」だけです。
透明か、半透明のものが使いやすくていいでしょう。
今回は、厚み0.2mmのものを使いましたが、厚みは好みで構いません。
丁度良い「シート」が手に入らなければ、「クリアホルダー」等を流用しましょう。 -
あと、お好みで文字を書いたり、
ラベルライターでラベルを作って貼ったりするのもいいかもしれません。
(私が愛用しているのは、brotherの「P-touch 18R」です。Macにも対応していて、パソコンからデザインをラベルに出力できるので重宝してます。安かったし。)
道具
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パソコンとプリンター
- 型紙をパソコンのソフトで作成し、プリンターで印刷しました。
-
これを読んでいる読者の方は、イチから作る必要はありません。
その型紙を以下に公開しますので、ダウンロードして使って下さい。
私は無償で配布しますが、「再配布」は禁止とさせていただきます。
配布したければ、自分で作りましょう。
印刷する用紙はA4縦です。
プリンターの精度が完璧であれば、
拡大縮小率「100%」で印刷して下さい。
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私の使っているEPSONのPX-V630は僅かに誤差があるようなので(個体差の可能性もある)、
拡大縮小率「100.318%」という微調整をしてやらないといけません。
この倍率で実寸に近く印刷できますが、
縦と横の誤差が違うようなので、
ピッタリさせる数値が導き出せませんでした。
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カッターマット
- 「カッティングマット」とも呼びます。
- これを下に敷いて作業しないと、下敷きにしているものが傷だらけになってしまいます。
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カッターガイドは、専用のものを使った方が安全ですし、上手く仕上がります。
「専用のもの」とは、
カッターの刃が当たる(擦れる)部分がステンレス等の硬めの材質で出来ている事と、
カッターの刃が乗り上げた時に押さえている手や指を傷つけてしまわないように
〝ガードレール〟が付いているものです。 -
定規などで代用する際は、色々と注意が必要になりますし、
怪我をしやすいのでやめておいた方が無難です。-
特に危険なのが、薄っぺらい金属製のものです。
「金属ならいいだろう」と思ったら大間違いです。
薄いと、カッターの刃が乗り上げやすい為、
最も怪我をしやすいのです。 -
刃が当たる(擦れる)部分が
プラスチックや竹などの定規も良くありません。
すぐに削れて凸凹になってしまい、
直線で切れなくなってしまいますし、
一旦傷が付くと、そこからカッターの刃が乗り上げやすくなります。
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特に危険なのが、薄っぺらい金属製のものです。
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専用のカッターガイドは市販されていますが、自作する事もできます。
折角自作するなら、
市販品にはないような〝透明〟のものを作りたいですね。
透明だと、下が透けて見えるので、作業がし易くなります。
当アトリエでも、過去に二つほど紹介しました。
「【自作】保護付きカッターガイド」(旧館)
「『600mm級の透明カッターガイド』の材料を小分け売り」(旧館)
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カッターガイドは、専用のものを使った方が安全ですし、上手く仕上がります。
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カッター
- カッターは、グリップが太くて握りやすいものの方が良いです。
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私は、百均の〝ガワ〟に
「オルファ」の「特専黒刃」を入れて使っています。
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丸刀(彫刻刀)
- 普通の彫刻刀です。
- 角を丸く切り取るのに使います。
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もし、これから彫刻刀を購入しようというのであれば、
「大丸刀」が入っているセットものを選んだ方が良いかと思います。
DIYやハンドメイドで、
「大丸刀」があると便利な局面は意外と多いかと思いますが、
普通の5本セットとかだと、「大丸刀」は入ってないです。
別途バラで買うと、仕舞っておくケースがないので、
その事も考えないといけなくなります。
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ハンドローラー
- 材料のシートを型紙に仮止めする際に使います。
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「ハンドローラー」ではなく、
単に「ローラー」としか銘打っていない商品もあるようです。
写真に写っているのは、「アサヒペン」の「カベ紙押さえローラー」です。
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弱粘着の両面テープ
- シートを型紙に仮止めするのに使います。
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「弱粘着」である事は重要です。
近年の両面テープは性能が良くなっているので、
普通の両面テープでは粘着力が強すぎる事があります。
仮止めにしか使わないので、「弱粘着」くらいで丁度良いのです。
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卓上クリーナー
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必須ではありませんが、「卓上クリーナー」があると
取り回しが良いので便利です。 - 細かい切り屑等を掃除するのに使います。
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写真に写っているのは「ソニック」の「リビガク スージー」です。
単三乾電池2本で動作するのですが、充電電池でも動作します。
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必須ではありませんが、「卓上クリーナー」があると
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ペン等(写真撮り忘れ)
- 型紙にマークを記入するのに使います。
工程
- 型紙を印刷します。
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「クリアホルダー」を材料に流用する場合、二枚に裂く作業が予め必要です。
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切り取らずに残す〝タブ〟の部分にペン等でマークしておきます。
- 型紙の〝枠〟は、五段ありますが共通になっています。(重なっている)
- なので、切り落とす部分を間違えないように丸等を記入しておきます。(6個あるのは1個は予備)
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型紙の要所に、「弱粘着の両面テープ」を貼ります。
- 今回は、1個辺り2箇所、計12箇所貼りました。
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今貼った両面テープの剥離紙を全部剥がしてしまいます。
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材料のシートを型紙の上にふわりと乗せます。
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この時、すぐに貼り合わせようと思わず、
まず上に〝被せる〟のがコツです。
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この時、すぐに貼り合わせようと思わず、
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ずれや歪みがどこにも無い事を確認したら、
「ハンドローラー」を上から押さえつけるように転がして、
型紙に材料を張り合わせます。-
この時、全体の中央から外側に向かうように転がすのがコツです。
逆方向にやると、歪みやシワができてしまう事があります。
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この時、全体の中央から外側に向かうように転がすのがコツです。
- 全体的に貼り合わせられたら、材料のシートを切断して行きます。
- 角を丸めます。
- 型紙を剥がします。
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一応、これで完成ですが、
〝タブ〟の部分に、記入したりラベルを貼ったりするのもいいですね。
完成
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