「電源タップ」「USBハブ」「スイッチングハブ」など、
テーブルの上に置くより、壁面などに設置したい事がありますよね。
マグネット付きなら鉄製のデスクなどには貼り付きますが、
木製やステンレスの一部などには貼り付きません。
ねじで固定しようと思っても、ねじ穴が無いと留められませんし、
ねじ穴を作るのにドリルで空けるのは勇気が要りますし、壊してしまうかもしれません。
そんなジレンマを克服すべく、パーツを製造しました。
___【目次】___
完成写真
入手方法
この「フック穴増設汎用板」というパーツは、
下記のネットショップで販売することにしました。
是非、お買い求めください。
内容物
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「フック穴増設汎用板」は、1個から販売していますが、
2個以上を一組で使用しないと安定しません。ご注意ください。
- 両面テープや接着剤は付属していません。お好みのものを別途ご用意ください。
-
ねじは付属しません。お好みのものを別途ご用意ください。
ねじの仕様は以下のものを推奨します。- 種類:木ねじ、タッピングねじ (貼り付けたい面によっては小ねじ&ナットも可能です)
- ねじ径:3.0〜3.1mm
- 形状:なべ頭、トラス頭
- 長さ:16〜20mm (目的の機器の重量や使い方によっては、もっと長いものを使ってください)
使い方
この「フック穴増設汎用板」は、2種類の形状がありますが、
いずれも機器の背面などに、両面テープなどで貼り付けて使用します。
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目的の機器に「フック穴増設汎用板」を貼り付けます。
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I型
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名称のステッカーが貼ってある面(穴の中に段差が見えない面)が外側になり、
その反対側の面が「内側」で貼付け面になります。
「L型」と違って、表裏を間違いやすいので注意してください。
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L型
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名称のステッカーが貼ってある面(穴の中に段差が見えない面)が外側になり、
その反対側の面が「内側」で貼付け面になります。
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「L型」は水平になる横に出っ張った部分が
目的の機器の重量を支える形になりますので、
「I」型に比べて耐荷重が大きくなります。
(検査や計算はしていないので数値は不明)
貼り付ける時に目的の機器に密着させてください。
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以下、共通
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この「内側」と機器の背面などに両面テープなどで貼り付けます。
↓
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この「フック穴増設汎用板」の材質はプラスチックの一種で、
「タフPLA」もしくは「PLA」のいずれかになります。
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両面テープを使う場合は強力なものを使った方がいいでしょう。
一例:https://amzn.to/2O82r6d
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この「フック穴増設汎用板」の貼付け面の
なるべく全面に貼って面積を広くした方がいいでしょう。
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一般的に、両面テープよりも接着剤の方が貼り付きは強いのですけれど、
面積を全部埋めるように塗るのはちょっと面倒かもしれません。
貼り付ける面積が少ないと、接着剤でも弱くなってしまいます。 -
接着剤を使う場合は、「乾燥時間」「固化時間」に注意してください。
接着剤の説明書に書いてありますが、24時間を要するものもあります。
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-
フック穴の位置に合わせて、壁面などにねじを取り付けます。
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壁面などは、構造によっては
中が空洞になっていてねじがきかない場合があります。
その場合は、支柱の入っている位置を探すか、別の壁面などを選んでください。 -
壁面などは、材質によってはもろくてねじがきかない場合があります。
その場合は、「アンカー」の類いを使うか、別の壁面などを選んでください。 -
この「フック穴増設汎用板」に
ねじを引っ掛けるイメージは下の写真のようになります。
(イメージを表現しているだけで先にねじを引っ掛ける工程ではない)
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ねじを壁面などに取り付ける工程は以下のようにすることをお勧めします。
- まず、二つのねじ穴の間隔をミリ単位で測ります。
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次にネジを打つ箇所に赤ペンなどで予め印を付けるのですけれど、
壁面などに直接書きたくない場合は、
マスキングテープなどを貼ってキャンパス代わりにします。
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ねじ穴と同じ間隔で印を付けたら、
センターポンチなどで凹みを付けます。
そうすることによって、ドリルの刃の「ぶれ」を抑えることができます。 -
下穴を空けるのですけれど、
その前にドリルの刃にビニールテープなどで深さの目印を付けます。
↓
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準備ができたら、下穴を空けます。
予め下穴を空けることによって、対象物の「割れ」を防ぎ、
ほどよい力でねじが入っていくようにできるのです。
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これでやっと、ねじを取り付けられます。
ねじは完全に締め付けずに、深さを2mmほど残してください。
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逆に、先に壁面などにねじを取り付けて、
「フック穴増設汎用板」を取り付けてしまってから
目的の機器を貼り付ける方法もありますが、
間違って目的の機器より広くなってしまったり、
貼り付け面積が小さい部分に当たってしまったりという失敗がありえます。
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壁面などは、構造によっては
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フック穴にねじの頭を入れて引っ掛けます。
- 緩くてガタツキがあるようなら、ねじを若干締め足します。
-
ねじを締めすぎてフック穴にうまく引っかからない場合は、
ねじを若干戻します。 - 以上を繰り返して、ガタつかずに引っかかる丁度よい深さにねじを調整します。
- 緩くてガタツキがあると、不意に外れやすく落下事故を誘発します。
- ねじの頭がフック穴に引っかかっていないと、すぐに外れてしまいます。
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軽く引っ張って、しっかりと留まっているか確認します。
両面テーブなどが弱いと、軽く引っ張っただけで剥がれてしまいます。
自己責任
私が製造販売しているこの「フック穴増設汎用板」には、保険や保証はありません。
破損しないように使っていただくことが前提となります。
ただし、明らかに説明文と異なる、合致しない不良品が万一ありましたら、
良品とお取替えいたしますのでメールフォームよりご連絡をください。
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