ベストを改造(裁縫)

私は、いつもベストを着用しています。
色々と持ち物を詰め込めるので便利なのですよ。
ところが、なかなか私好みの満点のベストが売ってないんですね。
そこで、新しく買い替えると大抵はどこかに手を加えます。

先日まで着ていたベストが良い加減くたびれて来ていたので、
新調しようと探していたのですが、長いこと及第点のものがなかったのです。
やっと、某島忠ホームズで、良さげなものを見つけました。

が、
このベスト、まあまあ及第点なのですが、
二点、不満があり改造(裁縫)する事にしました。
今回は、そのお話です。


<完成の外観写真>

  • このままでは、どこに手を加えたのか分かりませんね。☆笑☆

<準備>

  • 材料
    • ベスト(本体)
    • 端切れ布
    • 角カン
      • これがよくわからない方の為に、単体の写真を下に貼っておきます。
        金属製(とも限らないが)の四角い「輪っか」です。

        今回は、百均の某セリエで購入したものを使いました。
        手芸用品やハンドメイドのコーナーに置いてあると思います。
    • 縫い糸
      • 色はお好みで。
        私は今回、ベストに近似色の端切れと、同系色の縫い糸を使いましたが、
        敢えてアクセントで違う色を使うのも良いでしょう。
  • 道具
    • ハサミ
    • 縫い針
    • 糸通し
      • 無くてもなんとかやれない事もないですが、
        使った方が圧倒的に早いです。
    • 針山
      • も、あった方がいいでしょう。
        針が行方不明になると怖いですし。
      • 余談ですが、縫い針のような鉄系の細かいものが行方不明になった時は、
        磁石で床や絨毯を満遍なく撫でてやると、くっ付いて見つけられる事があります。
    • 指ぬき
      • 無いより、あった方が作業が捗ります。
      • これがどんなものか解らない方は、ぐぐってみて下さい。
    • チャコペン
      • 無くてもやれない事もないですが、
        私のような「にわか小僧」は、使った方が圧倒的に良いです。
      • 端切れを裁断する線を描いたり、縫い代のラインを下書きしたりします。
      • この「チャコペン」というものを
        知らない方の為に、ちょこっと説明すると、
        チョークのような材質で布などに線を描けます。
        描いた線は、洗濯すると綺麗に消えます。
    • 待ち針
      • お好みで。
    • ほつれ止め液
      • 最近はこんなものが売っているんですねぇ。
        解れそうな縫い端に、予め塗りつけておけば、ほつれ辛くなるそうです。
        一家に一個、必需品かしら。

<工程>

作業途中の写真を撮り忘れました。orz
文章のみでなんとか説明します。

  1. まず、ペンホルダーを作ります。
    1. 端切れを任意の大きさに切ります。
      ペンを覆う広さに、縫い代分を足し、更に折り返し分を足した大きさで切ります。
    2. 切り出した布の端を5mmほど折り返して、それだけをまず縫い合わせます。
      そうする事によって、布がほつれ辛くなります。
    3. 端を縫った布を、ベストの任意の位置に縫い付けるのですが、
      私は今回、左ポケットの中にしました。
      • この時、完成イメージの位置にチャコペンで線を引いておき、
        そこに合わせて待ち針で仮止めしてから、縫い付けると失敗が少なくなります。
    4. このままだと、ペンのクリップが緩くて直ぐに抜け落ちてしまうので、
      「角カン」を縫い付けて、ペンの脱落防止にします。
      • これも、位置をチャコペンで印をつけてやると、やり易いです。
      • ペンのクリップの部分が上手く引っかかる位置に縫い付けます。
    5. これでペンホルダーは完成です。
  2. 財布のチェーンのナスカンを引っ掛けるための「輪っか」を付けます。
    1. まず、角カンを縫いとめる為の切れ端を作ります。
      これは、糸だけで角カンを止めても、後々外れてしまい易いからです。
    2. 角カンの内側を通す幅に、折り返し分を足した大きさに、端切れを切り出します。
    3. 切り出した端切れを、端を5mm程度折り返して、それだけをまず縫い合わせます。
      小さな「帯」を作るわけです。
    4. 位置を決めたら、チャコペンで印を付けておき、
      角カンを、先ほど作った「帯」で縫い止めます。
    5. これで、ナスカンを引っ掛けるための「輪っか」は完成です。

<完成>

  • 外観の写真

  • 今回、改造(裁縫)した、ポケットの中の様子。

    ペンが二本と、財布が収まっています。
    財布にはチェーンが繋がっており、角カンにナスカンで止められています。

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