「SANYO」(Panasonic)のUSB充電器、
小型で持ち運びがしやすいし、割と気に入っているんですが、
元々、電池と蓋の間に1mmくらいの隙間があって、
電池がズレて接触が悪くなる事があるんですよね。
そこで、この隙間を埋めるべく、挑戦したお話が今回のネタです。
<成功写真>
<試行錯誤>
まずは、色々と試行錯誤するところから始まりました。
隙間を何かで埋めればいいのですが、簡単にはいきません。
蓋と電池の間には1mm程度の隙間があるのに、
そのスライド式の蓋と本体との間には隙間がほぼないので、
蓋の内側に何か貼り付ける事が出来ません。
かと言って、電池側に何か貼り付けたら、汎用性が失われてしまうのです。
(単三乾電池サイズの蓄電池を使用する構造のため)
そこで、その隙間には
何かを挟む構造にすればいいだろうという考えに至ります。
が、ゴムシートなどでぴったり隙間を埋めようにも、
厚みが1mmあると入らないし、0.5mmだとスカスカで抜けてしまうのです。
そこで、0.5mm厚のゴムシートと電池の間の三角地帯(正確には三角ではないが)に
でっぱりがあれば、蓋をした状態でなら抜け落ちず、
かつ、蓋を開けたら簡単に取り外せる構造の「もの」を作ればよいのだと。
さて、その三角地帯、正確には三角ではないので、
ここにぴったり収まる「もの」を正確な寸法で作るのは
かなり困難だと思われました。
そこで、粘土状のもので、ゴムシートに張り付く性質のものを
埋めて固めてやれば簡単にできるだろうと思ったわけです。
ちなみに、ゴムシートのような材質を切る時には、
マスキングテープを貼ってそれをキャンパス代わりにして
寸法や切断線を描きます。
<失敗例>
まず先に思いついたのは、「液体ゴム」です。
やってみました。
ところがこれ、空気に触れる外側は固まるのですが、
内部が固まらないんですよ。
恐らくは、外側から固まる事によって、空気が遮断されてしまうからでしょう。
<成功例>
そこで、やり方と材料を変える事にしました。
電池側にセロハンを被せ、直接触れないようにします。
そのセロハンの上から、シリコーン補修材である「バスボンドQ」を充填し
その上にゴムシートを押し付けて平らに均してやります。
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このゴムシートは、シリコーン補修材に触れる側を予め、
研磨紙(#120程度)で擦っておきます。
そうする事によって、シリコーン補修材の食いつきが良くなり
容易には剥がれなくなります。
セロハンを敷いてあるので、直ぐにそのまま外してしまっても、
形は保つ事ができます。
この状態で乾燥させます。
念の為、24時間置きました(説明表記は季節や厚みにもよるが、もっと短い)。
<完成>
これで完成です。
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