ラーメンや蕎麦を食べるとき、音を立ててすすりますよね。
あれって何故でしょうか。
___【目次】___
マナーだから?
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それが、日本のマナーだからと言う人もいます。
でも、それじゃ理由になっていないですよね。
何故、マナーになったのかを説明できないでしょう?
風習だから?
![](https://ateliertrigger.mac-in.net/wp-content/uploads/2024/04/food-6816277_1280-300x225.jpg)
それが、日本の風習だからと言う人もいます。
でも、それじゃ理由になっていないですよね。
何故、風習になったのかを説明できないでしょう?
その方が美味しいから
その方が美味しいからと言う人もいます。
ではなぜ、その方が美味しいのでしょうか?
音を立てると美味しいのではなく、
音を立てないように食べるより、音を立てでもすすった方が美味してからです。
麺類を音を立てずに食べようとすると、口に入れるスピードがゆっくりになります。
すると、スープやつゆが、重力で下に流れてしまいます。
音を立てでもすすると、スープやつゆが流れきらずに、麺と一緒に口に入ります。
すると、麺と一緒に口に入るスープやつゆが多くなり、美味しさが増すというわけです。
しかし、ちょっと待ってください。
スープやつゆが美味しいのは分かりますが、麺自体は美味しくないのでしょうか?
きっと大昔は、麺だけだとあまり美味しくなくて、スープやつゆは美味しかったのでしょう。
それが、改良されて麺自体も美味しくなっていったのではないでしょうか?
今でも、たまに美味しくないラーメンや蕎麦に遭遇する事もありますけれど。
スープやつゆが美味しくないと、麺だけ美味しくてもあまり美味しくないと思いますよ。
でも、スープやつゆが美味しければ、麺自体が美味しくなくても食べれると思います。
スープやつゆをすくって口にいれればいい?
だったら、麺を口に入れて、スープやつゆをすくって口に入れればいいじゃないか
という声も聞こえてきそうです。
ラーメンや蕎麦の場合、そんなことことしてたら、食べるスピードが遅くなってしまいますので、
食べ終わるのに時間がかかってしまいます。
それに、ラーメンや蕎麦は熱い方が美味しくて、冷めてしまうと美味しさが半減してしまいます。
音を立てでもすすって食べた方が、早いし美味しいというわけです。
スパゲッティはすすらないのはなぜ?
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これは、文化の違いとも言えますが、スパゲッティはフォークでくるくる巻いて器用に食べます。
そうすることによって、ソースも多く一緒に口にはいりますし、時間がかからずに食べ切れるのです。
欧米は、「フォーク」の文化なんですね。
それと欧米のテーブルマナーは、基本的に音を立てずに食べます。
欧米のテーブルマナーは、貴族のもので元々は庶民のものではありません。
食べるのに丁度よい熱さで提供するのもマナーです。
それに対して、日本は「箸」の文化です。
箸でスパゲッティをくるくると器用に巻けませんよね。
箸で麺類を食べるとき、より美味しく食べる方法が音を立ててでも「すする」ということなのです。
ラーメンや蕎麦は、庶民のものであって
丁度よい温度で誰かが提供してくれるようなものではありません。
熱すぎれば、お茶だってすすります。
欧米のテーブルマナーのように「熱すぎるからやりなおし!」などとは言いません。
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