「ツインバード工業(株)」のハンディクリーナー
『ACハンディーサイクロンクリーナー HC-E243SBK』の付属品を仕舞うのに便利な
オプションパーツを作りました。
ついでに販売もします。
___【目次】___
完成写真
オプションパーツを『ACハンディーサイクロンクリーナー HC-E243SBK』に装着して、
付属品とコードを仕舞ったところの写真です。
購入方法
以下のネットショップでご購入できます。
パッケージ内容と別途必要なもの
六つのパーツを一組にしたパッケージとして販売します。
内容は以下の通りです。
- 隙間ノズル・ホールド(下)
- 隙間ノズル・ホールド(上)
- 斜面パーツ
- 水平パーツ
- 延長パイプホルダー
- 補強パーツ
上記の六つのパーツを組み立てて使用します。
材質は、「タフPLA」か「PLA」のどちらかになります。材質と色は、お選び頂けません。
組み立てには、プラスチック向けの接着剤が別途要ります。
百均のものでも充分ですが一例を書いておきます。
接着剤は、瞬間接着剤ではないものの方がやりやすいでしょう。
乾燥時間・固化時間に注意してください。
接着剤の説明書に書かれていますが、24時間を要するものもあります。
プラモデル用の接着剤は向きません。
工具などは無くても構いませんけれど、
廉価に販売するために、仕上げ工程を省いています。
表面の平滑化や面取り、トゲなどが気になるようでしたら、
ご購入者様の手で仕上げてください。という内容になります。
上記以外に、コードを仕舞う「箱」型の容器が別途必要です。
私は百均で良さげなものを買ってきました(完成写真に写っているもの)が、
ペットボトルを切ったものでも、お菓子の空き箱でも用を成します。
それを、固定するために両面テープも別途必要になります。
(接着剤でも構わないが、面積が広いと両面テープのほうが簡単)
これも百均のもので充分ですが、一例を書いておきます。
やってはいけないこと
クリーナー本体の取扱説明書にも掲載されていますが、
延長パイプをつないだままで、立てておくことはやめましょう。
したがって、「隙間ノズル・ホールド(下)」と「隙間ノズル・ホールド(上)」を
使って下の写真のようなこともやってはいけません。
組み立て方
と言っても、説明不要なくらい簡単で分かりやすいかと思います。
ただ、順番によっては、やりづらくなりますので注意してください。
先に一通り読み切ってから、作業に入ることをお勧めします。
途中で「今更言われても」なんてところもありますので。
-
「延長パイプホルダー」の短い方を「水平パーツ」の丸い穴に、
接着せずにそのまま一旦入れてみます。
ここは、ちょっときつめにしてあります。
(緩いと接着してもすぐに壊れてしまうので)
-
感触を確かめたら外します。
もしどうしても入らなければ、研磨紙かヤスリで削って調整してください。
(入らなくても不良品扱いにはなりません)
削りすぎて緩くしてしまうと、後で壊れやすくなりますから注意してください。 -
「延長パイプホルダー」と「水平パーツ」の接触する部分に接着剤を塗布します。
接着剤の扱いは、説明書をよく読んでください。
-
「延長パイプホルダー」と「水平パーツ」を接着し、
完全に固化するまで一旦時間をおきます。 -
「水平パーツ」の凸部を「斜面パーツ」の凹部に一旦合わせてみます。
ここはきつくないようにしてありますので、接着剤が必須になります。
「斜面パーツ」の向きは間違えないようにしてください。
感触と向きと接触部分を確かめたら、一旦外します。
接触部分は、凹凸部分だけではなく、端の一辺と、補強の中板も該当します。
-
「水平パーツ」の接触部分の全部と「斜面パーツ」の凹部に接着剤を塗布します。
(斜面パーツの他の部分は塗布しづらいので省きます) - 「水平パーツ」と「斜面パーツ」を合わせて、しっかりと押し付けます。
-
固化するまで、そのまま押し付けておいた方がよいのですが、
形状が複雑なので難しいです。
バネクランプの類いがあると良いのですけれど、
バネクランプでも上手く挟むのはちょっと難しいです。
予め、斜めの角度に合わせた治具などを作っておくといいかもしれません。
或いは、本や雑誌などを何冊か形状に合わせて載せておくのもいいでしょう。 -
「斜面パーツ」に「補強パーツ」を合わせてみます。
自然な位置や角度を把握したら、一旦外します。
-
「補強パーツ」の内側の凹みは全部接触面になりますので、
その凹みに接着剤を塗布します。
- 「補強パーツ」の内側に「斜面パーツ」をあわせて、しっかりと押し付けます。
-
固化するまで、そのまま押し付けておいた方が良いです。
バネクランプの類いがあると良いです。 -
完全に接着剤が固化したら、
四つのパーツで出来上がったものをクリーナーのお尻からセットします。
ここは、脱着できるほうが便利だと思うので接着しなくていいです。 -
延長パイプの太くなっている方を下にして、
「隙間ノズル・ホールド(下)」を上からくぐらせます。
このときの「隙間ノズル・ホールド(下)」は、突起がある方が上を向きます。
-
隙間ノズルの細っている方を「隙間ノズル・ホールド(下)」の突起に合わせます。
-
更に上から、延長パイプに「隙間ノズル・ホールド(上)」をくぐらせます。
このときの「隙間ノズル・ホールド(上)」は、突起がある方が下を向きます。
-
丁度、「隙間ノズル・ホールド(下)」と「隙間ノズル・ホールド(上)」で、
挟み込むような格好になります。
-
隙間ノズルを延長パイプに固定できたら、そのまま延長バイプの太くなっている方を
「延長パイプホルダー」に差します。
-
次に、コードを仕舞う箱を「平面パーツ」の空いている面に貼り付けます。
※この時、注意してほしいのは、その箱と「延長パイプホルダー」との間を5mm以上空けることです。
そうしないと、「隙間ノズル・ホールド(下)」が干渉してしまいます。
先に、隙間ノズルと延長パイプを固定しておけば、自然に必要な間隔は空きますが、
順番が違う場合は気をつけてください。
-
水平パーツと箱の接触面に両面テープを貼ります。
-
コードを入れる箱をしっかりと張り合わせます。
-
組み立てはここまでで終わりです。
電源コードを束ねて箱に入れましょう。
あとがき
「ツインバード工業(株)」のハンディクリーナー
『ACハンディーサイクロンクリーナー HC-E243SBK』
大きすぎず、小さすぎず、小回りがきいて、そこそこ力強く、
とても気に入っているのですけれど、欠点があるんですよね。
なぜ、使わない時に隙間ノズルと延長パイプが仕舞っておきやすいように、
ホルダーとかがないのか?
なぜ、コードが半自動巻取り式ではないのか?
コストが上がるのでしょうか?
本体が大きくなってしまうのでしょうか?
「消費者の目線がわからない」なんてことは、まさか無いと思いますけれど。
なにしろ、「ツインバード工業(株)」なのですから。
今となっては老舗メーカーと言っても過言ではないと思いますし、
クリーナー関係はいくつもリリースしています。
大振りな、昔ながらの掃除機も持っています(ツインバード製)が、
仕舞う時には、ちゃんと、延長パイプと隙間ノズルがハマるようになっています。
コードも勿論、半自動の巻取り式です。
なぜ、それらの技術や知見が活かされないのでしょうか?
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